Goodnotes 6へのアップグレード方法について調べているけれど、やるべきか迷っていたり、具体的な手順や値段、無料アップデートの範囲、またGoodnotes 5との違いが分からなかったりしませんか。アップグレードには多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点も存在します。万が一アップグレード後にGoodnotes 5に戻したい場合に戻せるのか、あるいは戻せない状況があるのか、買い切りに変更は可能なのか、といった疑問も尽きないことでしょう。この記事では、そのようなGoodnotes 6へのアップグレードに関するあらゆる疑問を解消し、あなたが最適な判断を下せるよう、情報を網羅的に解説します。
この記事を読むことで、以下の点が明確になります。
この記事のポイント
- Goodnotes 6への具体的なアップグレード手順
- Goodnotes 6の料金体系、割引情報、および注意すべきポイント
- Goodnotes 5と比較した際の主な違い、メリットとデメリット
- アップグレード後にGoodnotes 5へダウングレードする方法と条件
Goodnotes 6へのアップグレード方法と検討ポイント
- 6へアップグレードすべき理由
- 6と5の違いを比較
- Goodnotes 6のメリット解説
- Goodnotes 6のデメリットと対策
- アップグレードの値段情報
6へアップグレードすべき理由
Goodnotes 6へのアップグレードを検討すべき理由はいくつか挙げられます。最も大きな点は、手書きノートアプリとしての機能が大幅に向上し、より快適で効率的なノート作成体験が期待できるためです。
Goodnotes 6では、AIを活用した新機能が搭載されており、例えば手書き文字のスペルチェックや、手書き数式のテキスト変換などが可能になりました。これにより、ノート作成の精度が向上し、学習や仕事の効率をさらに高めることができるでしょう。また、ユーザーインターフェースも刷新され、より直感的で使いやすいデザインになっています。フォルダのカスタマイズ性が向上したり、ペンの種類や色の選択肢が増えたりと、細かな部分でも利便性が向上しています。
さらに、Goodnotes 6はクロスプラットフォーム対応を強化しており、将来的にはWindowsやAndroidデバイスとの連携もスムーズになる予定です。これにより、利用シーンが広がり、さまざまなデバイスでノートを活用できるようになります。これらの進化点を考慮すると、Goodnotes 5のユーザーはもちろん、これからデジタルノートを始めたいと考えている方にとっても、Goodnotes 6は魅力的な選択肢となると考えられます。
6と5の違いを比較
Goodnotes 6はGoodnotes 5から多くの点で進化を遂げています。ここでは、主な違いを比較して見ていきましょう。
まず、最も注目すべきはAI機能の搭載です。Goodnotes 6では、手書き文字のスペルチェック(現時点では主に英語対応)、数式認識(手書きの数式をテキストに変換)、さらにはノートの内容に基づいてAIが質問に答えたり要約したりする「Ask Goodnotes」といった機能が追加されました。これらはGoodnotes 5にはなかった機能で、学習や研究の効率を大きく向上させる可能性を秘めています。
ユーザーインターフェースも変更点の一つです。Goodnotes 6では、アイコンや全体のデザインがより丸みを帯びたモダンな印象になり、フォルダの色やアイコンをカスタマイズできるようになりました。また、ペンツールでは色のプリセットが増え、鉛筆ツールやマスキングテープといった新しいツールも追加されています。
テンプレート機能も進化しており、「ダイナミックテンプレート」としてノートのサイズを自由に変更できるようになりました。これにより、用途に応じた柔軟なノート作成が可能です。
以下に主な違いを表でまとめます。
機能 | Goodnotes 5 | Goodnotes 6 |
---|---|---|
AI機能 | なし | スペルチェック、数式認識、Ask Goodnotesなど |
UIデザイン | フラットデザイン | 丸みを帯びたモダンデザイン、フォルダカスタマイズ強化 |
新ツール | なし | 鉛筆ツール、マスキングテープ、タイムキーパー、ルーラーなど |
テンプレート | 固定サイズ | ダイナミックテンプレート(サイズ変更可能) |
ペンジェスチャー | 限定的 | ペンで擦って消去、ペンで囲って選択など |
対応OS(将来) | iOS/iPadOS/macOS | iOS/iPadOS/macOSに加え、Windows/Android対応(サブスクリプションプラン)を強化 |
料金体系 | 買い切り | サブスクリプションと買い切り(iOS系のみ)の併用 |
これらの違いを理解することで、ご自身の使い方にGoodnotes 6が合っているかどうかを判断する材料になるでしょう。
Goodnotes 6のメリット解説
Goodnotes 6へアップグレードすることには、多くのメリットが存在します。ここでは、ユーザー体験を向上させる主な利点をいくつか解説します。
第一に、AI機能の導入による生産性の向上が挙げられます。手書きのスペルミスを自動で検出し修正候補を提示してくれる機能や、複雑な数式も瞬時にテキスト化できる機能は、特に学生や研究者にとって非常に役立ちます。また、「Ask Goodnotes」機能を使えば、大量のノートの中から必要な情報をAIが探し出し、質問に答えてくれるため、情報検索の時間を大幅に短縮できます。
次に、ユーザーインターフェースの改善とカスタマイズ性の向上も大きなメリットです。新しいデザインはより視覚的に分かりやすく、操作性も向上しています。フォルダの色やアイコンを自由に変更できるようになったことで、ノートの整理がしやすくなり、自分好みの作業環境を構築できます。ペンツールや蛍光ペンの色のプリセットが増えたことや、鉛筆ツール、マスキングテープといった新しい描画ツールの追加も、表現の幅を広げてくれます。
さらに、ペンジェスチャー機能の進化も見逃せません。「ペンで擦って消去」や「ペンで囲って選択」といったジェスチャーにより、ツールを持ち替える手間が省け、よりシームレスな作業フローが実現します。これにより、思考を中断することなく、より直感的にノートを作成・編集できるようになります。
将来的には、WindowsやAndroidといった異なるプラットフォーム間での同期が強化される予定(サブスクリプションプラン)である点も、デバイスを複数使い分けるユーザーにとっては大きな魅力となるでしょう。これらのメリットを享受することで、学習や仕事、趣味に至るまで、あらゆる場面でのノート活用がより快適で効果的なものになると考えられます。
Goodnotes 6のデメリットと対策
Goodnotes 6へのアップグレードには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意すべき点も存在します。これらを事前に理解し、対策を講じることで、スムーズな移行が可能になります。
一つ目のデメリットとして、新しい料金体系への変更が挙げられます。Goodnotes 5は買い切り型でしたが、Goodnotes 6ではサブスクリプションプランが導入され、全ての機能(特にクロスプラットフォーム対応)を利用するためには年間または月間の支払いが必要になります。iOS/iPadOS/macOSのみでの利用であれば、引き続き買い切りオプションも用意されていますが、Goodnotes 5の価格と比較すると高くなる可能性があります。
対策
ご自身の利用環境や必要な機能を考慮し、最適なプランを選択することが大切です。無料トライアル期間を利用して、サブスクリプションの価値があるかどうかを判断するのも良いでしょう。
二つ目に、新機能の一部はまだ発展途上であるという点です。例えば、AIによるスペルチェック機能は現時点では日本語に完全対応していなかったり、ペンジェスチャーの認識精度が不安定だったりする場面も報告されています。
対策
これらの機能は今後のアップデートで改善されることが期待されます。すぐに全ての新機能を完璧に使いこなせなくても、主要な機能や安定している機能をまず活用し、アップデート情報を注視しながら徐々に新しい機能に慣れていくのがよいでしょう。
三つ目に、Goodnotes 5に慣れ親しんだユーザーにとっては、新しいユーザーインターフェースに戸惑う可能性がある点です。メニューの配置変更など、操作感が変わる部分もあります。
対策
多くのアプリではバージョンアップに伴いUIの変更はつきものです。Goodnotes 6も基本的な操作性は引き継いでいるため、少し使えば慣れることが多いと考えられます。公式のチュートリアルや解説記事などを参考に、新しいUIに触れてみることをお勧めします。
四つ目のデメリットとして、Goodnotes 5のユーザーが自動的にGoodnotes 6に強制アップグレードされたと誤認するような表示が出た問題が過去にありました。
対策
これはアプリ側の不具合で、現在は解消されていると報告されています。万が一同様の問題に遭遇した場合は、アプリを再起動したり、Apple IDで再サインインしたりすることで解決することがあります。それでも解決しない場合は、公式サポートに問い合わせるのが賢明です。
これらのデメリットと対策を把握しておくことで、Goodnotes 6へのアップグレードをより安心して進めることができるはずです。
アップグレードの値段情報
Goodnotes 6へのアップグレードを検討する際、料金体系は非常に重要な要素となります。Goodnotes 5が買い切り型だったのに対し、Goodnotes 6ではサブスクリプションプランと買い切りプラン(Appleプラットフォーム限定)が用意されています。
まず、料金プランの基本情報を以下に示します。
プラン | 料金(通常) | 対象デバイス | 備考 |
---|---|---|---|
年間サブスクリプション | 1,350円/年 | iOS, iPadOS, macOS, Android, Windows | 全てのプラットフォームで利用可能、AI機能の利用回数が多い |
買い切り | 4,080円 | iOS, iPadOS, macOS のみ | Appleデバイス限定、一部AI機能に制限の可能性あり |
無料版 | 無料 | 全てのプラットフォーム(ノート3冊までなどの制限あり) | 機能制限あり |
Goodnotes 5を既に購入しているユーザー向けには、アップグレード時に割引が適用される場合があります。この割引率は、Goodnotes 5の購入時期によって異なります。
Goodnotes 5ユーザー向け割引(年間サブスクリプション初回)
- 2023年7月1日~8月8日に購入した人:最初の1年 100%オフ
- 2023年1月1日~6月30日に購入した人:最初の1年 50%オフ
- 2023年以前に購入した人:最初の1年 25%オフ
Goodnotes 5ユーザー向け割引(買い切り型)
- 2023年7月1日~8月8日に購入した人:33.3%オフ
- 2023年1月1日~6月30日に購入した人:26.6%オフ
- 2023年以前に購入した人:20%オフ
これらの割引は期間限定である可能性や、表示に不具合があった事例も報告されているため、アップグレード手続きの際には必ず料金表示を確認することが大切です。もし割引が正しく表示されない場合は、App Storeから一度ログアウトして再ログインする、またはGoodnotesのサポートに問い合わせるなどの対応が考えられます。
ご自身の利用スタイルやデバイス環境に合わせて、最適なプランと料金を確認し、納得のいく形でアップグレードを進めてください。
Goodnotes 6へのアップグレード方法と注意点
- Goodnotes 6のアップデートの無料範囲
- アップグレードの際の注意点
- 買い切りに変更する手順
- 6から5に戻す方法
- 6から5に戻せない場合
- Goodnotes 6へのアップグレード方法の総括
Goodnotes 6のアップデートの無料範囲
Goodnotes 6には、完全に無料で利用できる範囲と、有料プランへ移行することで全機能が解放される仕組みがあります。Goodnotes 5のユーザーであっても、新規ユーザーであっても、まずは無料版を試すことが可能です。
無料版で利用できる主な機能と制限は以下の通りです。
- ノートブックの作成: 3冊まで作成可能です。既存のノートをインポートすることもできますが、編集可能なのは3冊までとなります。
- AI機能の利用: スペルチェックや数式認識といった一部のAI機能は、利用回数に制限があるものの無料版でも試すことができます。「Ask Goodnotes」のような高度なAI機能は、基本的に有料プラン向けです。
- 基本的な手書きツール: ペン、消しゴム、なげなわツールなど、基本的なノート作成機能は利用できます。ただし、マスキングテープや一部の高度なカスタマイズ機能は制限される場合があります。
- テンプレート: 一部の基本的なテンプレートは無料版でも利用可能です。
- 録音機能: ノートを取りながら音声を録音する機能も、時間制限付きで利用できる場合があります。
Goodnotes 5の有料版ユーザーがGoodnotes 6にアップグレードする際、一時的に無料版のステータスになることがありますが、これは料金プランを選択する前段階であることが多いです。 有料版Goodnotes 5のライセンスを持っていれば、Goodnotes 6の設定画面からGoodnotes 5の機能に戻す(ダウングレードする)オプションが提供されています。この場合、Goodnotes 5としての機能は引き続き制限なく利用できるはずです。
重要な点として、Goodnotes 6への「アップデート」自体はApp Storeを通じて無料で行えますが、全ての機能を利用し続けるためには、前述のサブスクリプションまたは買い切りプランの購入が必要になるということを理解しておきましょう。無料の範囲でどこまでできるのかを実際に試してみてから、本格的な移行を判断するのが賢明です。
アップグレードの際の注意点
Goodnotes 6へアップグレードする際には、いくつか注意しておきたい点があります。これらを事前に把握しておくことで、トラブルを避け、スムーズな移行を実現できます。
料金プランと割引の確認
まず、料金プランの選択です。サブスクリプションと買い切り(iOS系限定)があり、それぞれ特徴が異なります。Goodnotes 5ユーザー向けの割引が適用されるか、購入時期によって割引率が変わるため、アップグレード画面で表示される金額をしっかりと確認しましょう。割引が正しく反映されていない場合は、App Storeのアカウントで再ログインを試みるか、返金申請後に再購入するという手順が紹介されているケースもあります。
アカウント作成
Goodnotes 6では、Goodnotesアカウント(Apple、Google、Microsoftアカウントでサインイン可能)の作成が必要になります。これはiCloudとは別のアカウントで、設定や一部のデータを同期するために利用されます。
iCloud同期の確認
アップグレードプロセス中に、iCloud同期をオンにするか尋ねられます。既存のノートデータを保護し、デバイス間で同期するためにも、iCloud同期はオンにしておくことを推奨します。
Goodnotes 5からの変更点への理解
ユーザーインターフェースや一部の操作感がGoodnotes 5から変更されています。特にツールの配置や新機能の使い方に慣れが必要な場合があります。事前に新機能の情報を集めたり、無料試用期間で操作感を確かめたりすると良いでしょう。
ダウングレードオプションの存在
Goodnotes 5の有料版ユーザーであれば、Goodnotes 6にアップグレードした後でも、設定からGoodnotes 5のバージョンに戻すことが可能です。万が一Goodnotes 6が合わないと感じた場合でも安心材料となります。ただし、無料版ユーザーからのアップグレードの場合はこの限りではない可能性があります。
データのバックアップ
アップグレード作業前には、念のためGoodnotes内の大切なノートデータのバックアップを取っておくことをお勧めします。iCloud同期が正常に機能していれば基本的には問題ありませんが、予期せぬトラブルに備えることは大切です。
アプリの安定性
リリース直後のバージョンでは、稀に不具合が含まれていることがあります。重要な作業の直前でのアップグレードは避け、時間に余裕がある時に行うのが望ましいです。また、他のユーザーのレビューやフィードバックを参考にすることも有効です。
これらの注意点を踏まえ、計画的にアップグレード作業を進めることで、Goodnotes 6の新しい機能を快適に利用開始できるでしょう。
買い切りに変更する手順
Goodnotes 6では、サブスクリプションプランに加えて、iOS、iPadOS、macOSのAppleプラットフォーム限定で利用できる一括払いの買い切りプランも用意されています。もしサブスクリプションで利用を開始した後や、無料版から買い切り版へ移行したい場合の手順について解説します。
Goodnotes 6を起動し、買い切りプランに変更する一般的な手順は以下の通りです。
- Goodnotes 6を開く: アプリを起動します。
- 設定メニューへアクセス:
- 通常、画面右上にある歯車アイコン(⚙️)をタップします。
- あるいは、画面下部やサイドバーに「アップグレード」や「Premium機能のロック解除」といった案内が表示されている場合、そこをタップすることでも料金プランの選択画面に進めることがあります。
- 料金プランの選択画面:
- 設定メニュー内の「アカウント」や「Premium機能のロック解除」などの項目を選択すると、料金プランが表示されます。
- ここで、「年間サブスクリプション」と「一括払い(買い切り)」の選択肢が提示されるはずです。「すべてのプランを見る」といったオプションをタップすると、詳細なプラン内容が確認できます。
- 買い切りプランを選択:
- 提示されたプランの中から、「一括払い」または「買い切り」と記載されたプラン(通常4,080円)を選択します。
- Goodnotes 5の購入時期によっては、ここに割引が適用された金額が表示されることがあります。
- 購入手続き:
- 買い切りプランを選択した後、App Store経由での購入手続きに進みます。Apple IDでのサインインと支払い情報の確認が求められます。
- 指示に従って購入を完了させてください。
もし、既に年間サブスクリプションに登録していて、途中で買い切りに変更したいという場合は、一度現在のサブスクリプションの自動更新をオフにし、サブスクリプション期間が終了した後に改めて買い切りプランを購入するという流れになることが一般的です。ただし、アプリやプラットフォームのポリシーによって対応が異なる場合があるため、詳細はGoodnotesの公式FAQやサポート情報を確認することをお勧めします。
割引が正しく表示されない、またはプラン選択で不明な点がある場合は、App Storeからログアウトして再ログインする、Goodnotesアプリを再起動する、それでも解決しない場合はGoodnotesのサポートに問い合わせるのが確実です。
6から5に戻す方法
Goodnotes 6にアップグレードした後でも、特定の条件を満たしていればGoodnotes 5のバージョンに戻す(ダウングレードする)ことが可能です。主に、Goodnotes 5の有料版(完全版)を購入していたユーザーが対象となります。
Goodnotes 6からGoodnotes 5へ切り替える手順は以下の通りです。
- Goodnotes 6を開く: アプリを起動します。
- 設定メニューへアクセス: ライブラリビュー(ノート一覧画面)の右上にある歯車アイコン(⚙️)をタップします。
- アカウント情報を選択: 表示されたメニューの中から、ご自身のプロフィール名(アカウント情報)が記載されている項目をタップします。
- Goodnotes 5への切り替えオプション: アカウント情報画面内に、「GoodNotes 5に切り替える」といった主旨のオプションが表示されているはずです。これをタップします。
- バージョン実行設定の変更: 「GoodNotesをバージョン6で実行」というようなトグルスイッチが表示されるので、これをオフ(無効)にします。
- アプリの再起動: 設定を変更すると、アプリケーションが一度終了するよう促されるか、自動的に終了します。その後、手動でGoodnotesアプリを再度起動してください。
再起動後、アプリのインターフェースや機能がGoodnotes 5の状態に戻っていれば、ダウングレードは成功です。
ダウングレードオプションが表示されない場合
もし、上記の手順で「GoodNotes 5に切り替える」オプションが見当たらない場合は、いくつかの可能性が考えられます。
- 既にGoodnotes 5である: 気づかないうちに既にGoodnotes 5のバージョンで動作している可能性があります。Goodnotes 6は左側にサイドバーが表示される(横向きの場合)、アプリアイコンが新しいデザインである、などの特徴で判別できます。
- Goodnotes 5のライセンス状況: Goodnotes 5の無料版ユーザーであった場合は、ダウングレードオプションが提供されないことがあります。この機能は基本的にGoodnotes 5の有料版購入者が対象です。
- アプリの一時的な不具合: アプリのライセンス認識に一時的な問題が発生している可能性も考えられます。この場合、デバイスのApple IDからサインアウトし、Goodnotes 5を購入した際のApple IDで再サインインしてみる、アプリを完全に終了して再起動する、それでも解決しない場合はアプリの再インストール(事前に必ずノートのバックアップを確認してください)を試すことが推奨されています。
ダウングレードを行うことで、Goodnotes 6で作成したノートがGoodnotes 5で完全に互換性があるか、一部機能が制限されるかについては注意が必要です。基本的な手書きデータは保持されることが多いですが、Goodnotes 6特有の機能(AI関連データなど)はGoodnotes 5では再現できない可能性があります。
6から5に戻せない場合
Goodnotes 6からGoodnotes 5へダウングレードしようとしても、うまくいかないケースや、そもそもオプションが表示されない場合があります。そのような状況に陥る主な理由と、考えられる対処法について解説します。
Goodnotes 5のライセンスを所有していない
最も一般的な理由として、Goodnotes 5の有料版(完全版)のライセンスを所有していないケースが挙げられます。Goodnotes 6へのアップグレードオプションは無料ユーザーにも提供されることがありますが、Goodnotes 5へ戻る機能は、基本的にGoodnotes 5の正規購入者に限定された権利です。Goodnotes 5を無料版としてのみ利用していた場合、ダウングレードはできない可能性が高いです。
既にGoodnotes 5のバージョンで動作している
前述の通り、ユーザー自身が気づかないうちに、アプリが既にGoodnotes 5のモードで動作していることがあります。Goodnotes 6特有のサイドバー(横向き表示時)や新しいアプリアイコンが見られない場合、Goodnotes 5である可能性が高いです。バージョン情報は、Goodnotesの設定内の「About」または「バージョン情報」からも確認できます。
Apple IDの不一致
Goodnotes 5を購入した際のApple IDと、現在デバイスでサインインしているApple IDが異なる場合、アプリがライセンスを正しく認識できず、ダウングレードオプションが表示されないことがあります。この場合は、デバイスの設定から一旦サインアウトし、Goodnotes 5購入時の正しいApple IDでサインインし直してみてください。
アプリの一時的な不具合や情報の齟齬
稀に、アプリ側の一時的な不具合やアカウント情報の同期に問題が生じ、ライセンスが正しく認識されないことがあります。以下の対処法を試すことが推奨されます。
- Goodnotesアプリを完全に終了し、再起動する。
- デバイス自体を再起動する。
- ライブラリのバックアップを確実に取った上で、Goodnotesアプリを一度アンインストールし、App Storeから再インストールする。再インストール後、購入情報を復元するオプション(Restore Purchase)を試します。
Goodnotes側のサーバーや認証システムの問題
極めて稀ですが、Goodnotesの認証サーバー側に一時的な問題が発生している可能性もゼロではありません。この場合は、しばらく時間を置いてから再度試すか、Goodnotesの公式サポートチャネル(ウェブサイトやSNSなど)でアナウンスがないか確認してみるとよいでしょう。
どうしてもGoodnotes 5に戻せない状況が続く場合は、ご自身のGoodnotes 5の購入履歴(App Storeの購入履歴で確認可能)を添えて、Goodnotesの公式サポートに問い合わせるのが最終的な手段となります。その際、試した手順や表示されるエラーメッセージなどを具体的に伝えると、スムーズな問題解決につながりやすくなります。
Goodnotes 6へのアップグレード方法の総括
この記事では、Goodnotes 6へのアップグレード方法に関して、検討段階から実際の操作、料金、注意点、そして万が一の場合のダウングレード方法に至るまで、多角的に解説してきました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- Goodnotes 6はAI機能やUI改善など多くの新機能を搭載
- アップグレードすべきかは新機能の魅力と料金体系を総合的に判断
- Goodnotes 5との主な違いはAI機能、UI、新ツール、料金体系
- メリットには生産性向上、カスタマイズ性向上、ペンジェスチャー進化がある
- デメリットには新料金体系、一部機能の発展途上、UIへの慣れが必要な点がある
- 料金プランは年間サブスクリプションと買い切り(Appleプラットフォーム限定)が存在
- Goodnotes 5ユーザーは購入時期により割引が適用される場合がある
- 無料版ではノート3冊までの制限があるが一部機能を試用可能
- アップグレード時は料金確認、アカウント作成、iCloud同期がポイント
- データのバックアップはアップグレード前に推奨される
- 買い切りへの変更は設定メニューから料金プランを選択し手続き
- Goodnotes 5の有料版ユーザーはGoodnotes 6から5へダウングレード可能
- ダウングレード手順は設定のアカウント情報からバージョン実行をオフ
- Goodnotes 5のライセンスがない場合は基本的にダウングレード不可
- Apple IDの不一致やアプリ不具合もダウングレードできない原因となり得る
- 問題解決しない場合は公式サポートへの問い合わせが推奨される
- アップグレードはご自身の利用スタイルに合わせて慎重に判断することが大切