「Notta Memo レビュー」で検索して、この記事にたどり着いたあなたは、「本当にこのAIボイスレコーダー、使えるの?」と気になっているはずです。手のひらサイズで録音も文字起こしも自動なんて、すごく魅力的ですよね。
でも、実際の文字起こしの精度や、気になる使い方、もし接続できない時のトラブルはどうなるのか、気になるところは多いと思います。スマホアプリで録音するのと、何が決定的に違うのでしょうか。
特に、バッテリーの持ちは実際のところどうなのか、隠されたデメリットはないか、そして一番大事な料金プランに「罠」はないのか。翻訳機能やセキュリティ面、その小さな携帯性が本当に便利なのか、購入前にすべてクリアにしておきたい、というのが本音だと思います。
この記事では、Notta Memoに興味津々の私が、実際に使って感じた皆さんが知りたいポイントを、良い点も悪い点も含めて、正直にレビューしていきます。
「とりあえず公式でスペックと価格だけ先に確認したい」という方は、レビューを読み進める前に一度公式ページもチェックしてみてください。
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この記事のポイント
- Notta Memoの基本的な使い方と超簡単な設定方法
- シーン別で検証!リアルな文字起こし精度と翻訳機能の実力
- 購入前に知るべき重大なデメリットとバッテリー性能の限界
- 失敗しないための料金プランの「罠」と正しい選び方
Notta Memoをレビュー: AIレコーダー決定版か
まずはNotta Memoがどんな製品なのか、基本的な機能や「買い」かどうか、その実力を詳しくレビューしていきます。特に気になる文字起こしの精度や使い方、データは安全なのかというセキュリティ面まで、購入前に知りたい核心部分に迫ります。果たして、これは本当にAIボイスレコーダーの「決定版」なのでしょうか。
結論:Notta Memoは「買い」か
いきなり結論から言いますが、私は「議事録やインタビューの文字起こし作業を、少しでもラクにしたい」と真剣に考えている人には、Notta Memoは「買い」だと感じました。
もちろん、すべての人に手放しでおすすめできるわけではありません。例えば、丸一日の講演会を途切れなく録音したい人や、AI文字起こしに1円も払いたくない人には、ハッキリ言って向いていません。
でも、「会議が終わったら、すぐに文字起こしのタタキ台が欲しい」「取材音声をテキストでサッと確認したい」「スマホを取り出してアプリを起動する、その数秒すら面倒」…そんなニーズには、これ以上ないくらい応えてくれるデバイスです。
Notta Memoが最適な人
- 定例会議や打ち合わせが多いビジネスパーソン
- インタビューや取材を頻繁に行うライター・ジャーナリスト
- 講義やセミナーの内容を効率的に復習したい学生
- 「録音するぞ」と意識せず、アイデアを即メモしたい人
物理的なボタンをカチッと押すだけで、録音からAIによる文字起こしまでが自動で連携する手軽さ。この「シームレスな体験」は、一度味わうと、もうスマホアプリ単体での録音には戻れないほどの魅力がありますよ。
「あ、自分のことだ」と思った方は、実際にどんなシーンで使えるのか、公式サイトの利用事例も一度覗いてみるとイメージが湧きやすいです。
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Notta Memoの簡単な使い方と設定
Notta Memoの最大の魅力は、なんといってもその圧倒的な使い方のシンプルさです。ガジェットに詳しくない人でも、まず迷うことはないでしょう。
基本的な使い方(初期セットアップ)
最初に必要な設定は、スマホアプリとのペアリングだけ。本当に簡単です。
- お手持ちのスマートフォンに「Notta」アプリをインストールします。(iOS, Android両対応です)
- Notta Memo本体の電源ボタンを長押しして起動します。(初回は念のため、付属のケーブルで少し充電しておくと安心です)
- スマートフォンのBluetoothをオンにした状態で、Nottaアプリを開きます。
- アプリの指示に従うと、自動で近くにあるNotta Memoを検出してくれます。
- 画面に「接続」ボタンが表示されたら、それをタップしてペアリング完了です。
これだけで、Notta MemoがあなたのNottaアカウントに自動的に紐付けられます。所要時間はほんの数分でした。
録音はボタンを押すだけ(2つのモード)
設定が終われば、使い方はさらにシンプル。録音したい時にNotta Memo本体の録音ボタン(側面にある一番大きなボタン)を押すだけ。これで録音が開始されます。もう一度押せば録音終了です。
この録音には、スマホとの接続状態によって2つのモードがあります。
- オンライン録音(推奨) スマホが近くにあって、NottaアプリとBluetooth接続されている状態での録音です。このモードなら、録音データは自動的にアプリに同期され、即座に文字起こしがスタートします。これが一番便利な使い方ですね。
- オフライン録音(セーフティネット) スマホが手元にない、またはBluetoothがオフの状態でも、Notta Memo単体で録音可能です。この場合、録音データは一時的にNotta Memo本体の内蔵メモリ(なんと32GBもあります!)に保存されます。
オフライン録音後の同期もカンタン
オフラインで録音したデータは、次にNotta Memoとスマホアプリが接続されたタイミングで、自動的にアプリへ転送され、文字起こしが開始されます。ユーザーが「データを転送する」という操作をする必要がないのは、本当によく考えられていると感じました。
驚きの文字起こし精度を検証
「でも、肝心の文字起こしの精度はどうなの?」と思いますよね。私もここが一番気になっていました。安くはないデバイスですから、精度が低かったら意味がありません。
実際に色々なシーンで使ってみた感想は、「想像以上に賢い!ただし、環境を選ぶ」です。
得意な環境(静かな会議・インタビュー)
録音環境が良ければ、その精度は驚異的です。例えば、以下のようなシーンです。
- 静かな会議室での1対1のインタビュー
- 登壇者がマイクで明瞭に話すセミナー
- 雑音の少ない場所でのオンライン会議の録音
こういった環境なら、感覚的に90%~95%以上は正確にテキスト化されている印象です。目の前で話したことが、ほぼリアルタイムでアプリ上にテキスト化されていくのは、ちょっと未来を感じる体験でした。
Notta Memoから2m離れた状態で特に大きい声で話すことを意識せず、日常会話レベルの声量で話した内容もほぼ完ぺきに文字起こしできていました。会議やプレゼンなど1人の話者が発言する状況では非常に頼もしいデバイスになるでしょう。
苦手な環境(騒がしい場所・雑談)
一方で、Notta Memo(というかAI文字起こし全般)には苦手な環境もハッキリと存在します。
精度が落ちやすい環境
- 周りがザワザワしているカフェやレストラン
- 複数人が同時にガヤガヤと話し出すカジュアルな打ち合わせ
- 専門用語や固有名詞が頻発する会話(例:「Notta」を「乗った」と誤認識する)
このような状況では、認識率は50%~80%程度に低下する場合があります。また、複数の話者が同時に発言した(音声が重なった)場合、話者識別がうまくいかず、二人分の発言が、単一の話者の発言として誤って認識されるケースがありました。専門用語や固有名詞が頻発する会話でも私が試した環境では8割くらいは正確に文字起こしができて個人的には問題ないレベルでした。Notta Memoは完璧な清書を期待するのではなく「議事録のタタキ台」として考えれば、その価値は絶大です。
ゼロから1時間の音声をすべて書き起こす地獄のような作業が、「AIが作ったテキストを修正・編集するだけ」の作業に変わるのです。1時間の音声データも、だいたい5分~10分程度で文字起こしが完了するので、スピード感も申し分ありません。
スマホ単体で使えるAI文字起こしアプリも多くありますが、Notta Memoは専用ハードウェアとしての録音品質と、Nottaの高いAI技術が組み合わさっている点が強みだと感じました。他のAI文字起こしサービスと比較してみたい方は、AI文字起こしアプリ・サイトのおすすめを比較した記事も参考にしてみてください。
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Notta Memoの翻訳機能の実力
Notta Memoの価値をさらに高めているのが、Nottaのサービスに標準搭載されている強力な翻訳機能です。
なんと、58言語の文字起こしと、42言語への翻訳に対応しているんです。これは、主に英語圏に焦点を当てている競合の「Otter.ai」などと比べても、大きな強みと言えます。
リアルタイム翻訳とテキスト翻訳
使い方は主に2パターンあります。
- リアルタイム翻訳 海外のチームメンバーとのオンライン会議などでNottaを使えば、相手が話した英語をリアルタイムで日本語テキストに翻訳しながら表示、といった使い方が可能です。
- あとから翻訳 Notta Memoで録音した英語のセミナー音声を、文字起こしが完了した後、ボタン一つで全文日本語のテキストに翻訳することもできます。
正直、私はまだこの機能をフルに使いこなせてはいませんが、グローバルな環境で仕事をする人や、海外の情報をインプットしたい学生・研究者にとっては、これ以上ない強力な武器になると思います。Notta Memoというハードウェアは、この高性能なソフトウェアの能力を最大限に引き出すための「鍵」なんですね。
競合サービスのOtter.aiについて詳しく知りたい方は、Otter.ai(オッター)との比較記事も用意していますので、比較検討の材料にしてみてください。
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Notta Memoのセキュリティは安全か
会議やインタビューの録音は、機密情報や個人情報のカタマリです。「そんな大事なデータを、よくわからないAIサービスにアップロードして大丈夫?」と心配になるのは当然ですよね。
その点、Nottaはセキュリティ体制にかなり力を入れている印象です。私が安心材料としてチェックしたのは以下のポイントです。
日本の法律に準拠した日本法人
まず、Nottaは「Notta株式会社」という日本の法人によって運営されています。海外の企業が運営しているサービスと違い、日本の個人情報保護法(APPI)にしっかりと準拠しているため、法的な安心感がまずあります。
強固な国際セキュリティ認証
さらに、Nottaはセキュリティに関する厳しい国際規格の認証を多数取得しています。これは、彼らが個人ユーザーだけでなく、高度なセキュリティを要求する法人(B2B)利用を強く意識している証拠です。
Nottaが取得している主な認証(公式情報より)
- ISO 27001 (ISMS): 情報セキュリティ管理の国際標準規格。「情報をちゃんと機密性・安全性・可用性を保って管理してますよ」という国際的なお墨付きです。
- SOC2 Type1: 企業の内部統制(特にセキュリティ)に関する米国公認会計士協会(AICPA)策定の報告書。厳格な基準をクリアしている証です。
- HIPAA: アメリカの医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律。医療・製薬業界の超機密情報(個人の医療記録など)を扱うために必須とされる、非常に厳しい規格です。
- GDPR / CCPA: EUやカリフォルニア州の厳格なデータ保護規則にも準拠しています。
(出典:Notta公式サイト『セキュリティ』)
特に、取得・維持に莫大なコストがかかると言われる「HIPAA」に準拠している点は、非常に信頼性が高いと感じました。私たち個人ユーザーは、Notta Memoとプレミアムプランを利用することで、この「法人レベルの強固なセキュリティ」を享受できると解釈できます。
とはいえ、セキュリティに「絶対」はありません。取り扱う情報の重要度に応じて、ご自身の組織のセキュリティポリシーなども確認し、最終的な利用判断はご自身で行うようにしてください。
カードサイズで便利な携帯性
Notta Memoを手に取って最初に驚くのが、その圧倒的な薄さと軽さです。
本体サイズは、幅86.1mm x 高さ55.1mm x 奥行き3.5mm。これ、ほぼクレジットカード(約85.6mm x 54.0mm)と全く同じ大きさなんです。そして、重さはわずか28g。本当に軽いです。
この驚異的な携帯性が、Notta Memoの価値を決定づけていると私は思います。
スマホ録音との決定的な違い
「録音ならスマホアプリで十分じゃない?」と思うかもしれません。私も最初はそう思っていました。しかし、Notta Memoにはスマホにはない決定的な利点があります。
それは、「録音開始までのスピード」と「心理的ハードル」です。
- スマホの場合: ポケットから出す → 画面ロックを解除する → アプリを探して起動する → 録音ボタンを押す。…この数秒の間に、大事な会話の冒頭を聞き逃したり、そもそも「面倒だからいいや」となったりしがちです。
- Notta Memoの場合: シャツの胸ポケットや財布からサッと取り出す → 側面のボタンを押す。…たったこれだけです。
この「常時携帯できる」サイズ感と「物理ボタンを押すだけ」の手軽さが、「録音する」という行為そのものの心理的ハードルを極限まで下げてくれます。「あ、今だ!」と思った瞬間的なアイデアメモや、会議冒頭の何気ない雑談から、一切録り逃しがなくなる。この体験こそが、Notta Memoの最大の強みかもしれませんね。
Notta Memoをレビューと購入前の注意点
ここまでNotta Memoの良い点を中心にレビューしてきましたが、もちろん完璧な製品ではありません。特に、そのユニークな設計思想を理解しないと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔しかねない、重要な注意点が存在します。特にバッテリー性能や料金プランは、購入前に絶対に知っておくべき「現実的な側面」です。正直に解説していきますね。
Notta Memoのデメリットを解説
Notta Memoはとても便利なデバイスですが、万能ではありません。私が実際に使ってみて感じた、購入前に知っておくべき主なデメリットは、大きく分けて2つあります。
1. ハードウェアの根本的な弱点:短すぎる連続録音時間
最大の弱点は、連続録音時間がたったの「5時間」という点です。これは、専用のボイスレコーダーとしては著しく短いと言わざるを得ません。丸一日のセミナーや、複数の講義を連続で録音するようなユースケースには、明確に対応できません。この点については、次の見出しでさらに詳しく解説します。
2. ソフトウェア・接続の不安定要素
Notta Memoは「Bluetooth」「OSの権限」「アプリの同期」という、複数の技術が連携して初めて「シンプルで使いやすい」体験が成り立っています。しかし、それゆえに技術的なトラブルポイントも抱えています。
例えば、録音が完了し、ファイルがアプリに同期されたように見えても、なぜか文字起こしが実行されない(テキスト化が始まらない)ケースが報告されています。
同期トラブル時の公式対処法
この場合、対象の音声ファイルをアプリから一度ダウンロードし、再度アップロード機能を利用して手動でアップロードし直す必要があるようです。ボタン一つでシームレスに完結するはずの手軽さが魅力なだけに、この「結局、手動でのトラブル対応が必要になる」可能性があるのは、少し残念なポイントですね。
バッテリーの持ちは5時間
デメリットでも触れましたが、Notta Memoのハードウェア仕様における最大の弱点であり、購入判断に最も影響するのが「連続録音時間:5時間」というスペックです。これは購入前にしっかり認識しておく必要があります。
「5時間もあれば、普通の会議なら十分じゃない?」と思うかもしれません。確かに、1~2時間の会議なら全く問題ありません。しかし、一般的なICレコーダーが数十時間(場合によっては百時間以上)の連続録音を誇ることを考えると、Notta Memoは明らかに「短距離ランナー」です。
警告:こんな使い方には絶対に向きません
- 丸一日(8時間など)続くカンファレンスや講演会
- 複数の講義(例:90分×3コマ)を途中で充電せずに録音
- 録音しっぱなしにしておきたい長時間のイベント
設計思想のアンバランス
ここで注目すべきは、内蔵メモリ(32GB)とバッテリー(5時間)の極端なアンバランスです。32GBというメモリ容量は、一般的なICレコーダーなら数十時間分の録音が可能な大容量です。
それなのにバッテリーが5時間しか持たない。これは、Notta Memoが「長時間の録音データを保存する」ことを目的としておらず、長時間の録音性能を犠牲にしてでも、「常に持ち歩ける」という携帯性(薄さ・軽さ)を最優先した結果です。
32GBのメモリは、あくまでオフラインモードで録音したデータを、スマートフォンアプリに同期するまで「一時的に保持するためのバッファ」として機能しているのです。この「短時間の重要な会議・メモ」に特化した製品コンセプトを理解せずに買うと、ミスマッチが起こります。
また、バッテリーの取り扱いにも注意が必要です。公式によると、充電ポートは5V対応であり、高電圧の充電器は使用できません。安全のため、連続5時間を超える充電は推奨されておらず、長期間使わない場合でも月に数回は充電することが推奨されています。
接続できない時の対処法
「Notta Memoがアプリに接続できない!認識されない!」というのは、使っていて一番焦るトラブルだと思います。
私も一度「あれ?デバイスが見つからない…」となったことがあるのですが、その原因は意外なところにありました。特にAndroidスマートフォンを使っている場合は、Bluetoothの権限だけでなく「位置情報」の権限も許可する必要があるようです。
接続できない時のチェックリスト(特にAndroid)
- スマートフォンの「設定」→「アプリ」→「Notta」を開きます。
- 「権限」または「アプリの権限」の項目を確認します。
- 「Bluetooth」が(もちろん)許可されているか確認します。
- 「位置情報」が許可されているか確認します。(←これが盲点でした!)
「え、なんで録音アプリに位置情報が?」と不思議に思いますよね。これは、Android 11以前の一部のバージョンでは、Bluetoothで近くのデバイスを探す(スキャンする)機能に、OSの仕様として「位置情報サービス」が必須であるためだそうです。
もし接続トラブルが起きたら、まずはこの「位置情報」の権限設定を見直してみてください。「ボタンを押すだけ」というシンプルな体験を期待していると、こうしたOSレベルの知識が少し必要になる場面があるのは、現実的な注意点として知っておくべきですね。
Notta Memoの料金プランと「罠」
さて、ここがNotta Memoを購入する上で最も重要なポイントであり、私が「罠」と呼んでいる部分です。これを理解せずにハードウェアだけ購入すると、100%後悔します。
結論から言うと、Notta Memoは買い切り型のデバイスですが、その真価を発揮するには、実質的にNottaの「プレミアムプラン」(有料サブスクリプション)への加入が必須です。
フリープラン(無料)の「致命的な」制限
Nottaには無料のフリープランも用意されており、一見すると「月間120分」の文字起こしが可能に見えます。しかし、ここには最大の罠が潜んでいます。
この120分は月間の合計値であると同時に、「1回あたりの連続使用時間は最大3分」という、とんでもなく厳しい制限が課されているのです。
Notta Memo本体は5時間連続で録音できるのに、無料プランでは録音データの最初の3分しか文字起こしできない。これでは、5分間の短い打ち合わせすらテキスト化できません。つまり、フリープランのままNotta Memoを使う意味は、ほぼ無いんです。
注意:Notta Memoはサブスクの「入り口」です
Notta Memoは単なる「買い切り型のボイスレコーダー」ではありません。月額(または年額)の「Nottaプレミアムプラン」というサブスクリプションサービスへユーザーを導くための、「物理的な入り口(ハードウェア・キー)」だと考えるのが最も正確です。
本体代金 + 月額利用料 = トータルコスト として判断する必要があります。
必須のプレミアムプランの詳細
Notta Memoの全機能(90分までの連続文字起こし、AI要約など)を利用するための、必須プランが「プレミアムプラン」です。
| 項目 | フリープラン(参考) | プレミアムプラン(必須) |
|---|---|---|
| 料金(年払) | 0円 | 14,220円/年(月あたり1,185円) |
| 料金(月払) | 0円 | 1,980円/月 |
| 月間文字起こし時間 | 120分 | 1,800分(30時間) |
| 1回あたりの連続使用時間 | 最大3分 | 最大90分 |
| ファイルインポート | N/A | 月間100個まで |
| AI要約機能 | N/A | 月間30回まで |
※料金やプラン内容は変更される可能性があるため、必ずご契約前に最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
ご覧の通り、Notta Memoを使うには、最低でも「1回90分」まで対応しているプレミアムプランが必須です。年払いにすれば月額1,185円。このコストを払ってでも、毎月30時間分の高精度な文字起こしと、何物にも代えがたい「録音・同期の手軽さ」を手に入れたいかどうか。ここが最大の判断基準になりますね。
総まとめ: Notta Memoをレビュー
ここまでNotta Memoを詳しくレビューしてきましたが、いかがでしたでしょうか。その魅力と、知っておくべき弱点がお分かりいただけたかと思います。
Notta Memoは、「録音を開始する手間」と「録音データを文字起こしする手間」を、同時に(ほぼ)ゼロにしてくれる、非常に革新的なデバイスだと感じました。特に、クレジットカードサイズの携帯性と、物理ボタンを押すだけのシンプルな操作性は、他のどんなスマホアプリにもない大きな魅力です。
ただし、その素晴らしい体験を享受するには、以下の2つの「現実」を受け入れる必要があります。
- プレミアムプラン(月額1,185円~)への加入が「必須」であること。
- バッテリーが5時間しか持たず、「長時間の連続録音」には絶対に向かないこと。
この2点を理解した上で、ご自身の使い方に合うかを最終判断してみてください。
Notta Memoはこんな人におすすめ!
- Nottaプレミアムプランに加入する(または既に入っている)人
- 月額1,200円程度を「生産性向上のための投資」として合理的だと考えられる人
- 会議やインタビューの手間を、お金を払ってでも徹底的に効率化したい人
- スマホアプリの起動すら面倒に感じる、スピード重視の人
Notta Memoが向かない人
- 無料で高精度の文字起こしを期待している人(フリープランでは実質機能しません)
- 5時間を超える連続録音(例:終日のセミナー)が必要な人
- ハードウェアの購入代金だけで完結すると思っている人
- OSの権限設定などに、少しでも不安がある人
今回のNotta Memo レビューが、あなたのデバイス選びの参考になれば幸いです。ハードウェアの初期投資(本体代金)だけでなく、月々のサブスクリプション費用というランニングコストも含めて、ご自身の使い方と「解決したい悩み」に本当に見合うかどうかを、じっくり検討してみてくださいね。
「今の働き方のまま、録音と文字起こしだけでもラクになれば…」と思った瞬間が、行動を変えるベストタイミングです。
まずは公式サイトで、最新のキャンペーンや在庫状況をチェックしてみてください。
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