商談の議事録のフォーマットをどうするか、毎回悩んでいませんか。会議中に必死にメモを取り、終わった後に1時間以上かけて内容を整理するのは本当に大変ですよね。しかし、どんなに完璧なテンプレートを用意しても、書く作業そのものが負担になっては本末転倒です。最近では、効率的な書き方や初心者向けのテンプレートを探すよりも、AIを活用して作成自体を自動化する流れが加速しています。この記事では、営業の現場で役立つ商談の議事録フォーマットの選び方から、最新ガジェットのPLAUD NOTEを使った革新的な効率化の方法まで、私が実際に触れて感じたことを交えて詳しく紹介します。
この記事のポイント
- 商談後に役立つ議事録の構成要素とBANT情報の重要性
- エクセルなどの無料テンプレートが抱える運用上の課題
- 最新AIボイスレコーダーのPLAUD NOTEによる自動生成
- 会議の音声を資産化して営業の成約率を向上させる秘訣
成果に繋がる商談の議事録フォーマットの基本と項目
商談が終わった後の議事録作成は、多くの営業担当者にとって「避けては通れないが重い」業務の筆頭です。単なる備忘録として終わらせず、次のアクションを促す強力な武器にするためには、情報の取捨選択と適切なフォーマット作りが欠かせません。ここでは、成果に直結する記録のあり方を整理します。
商談の議事録フォーマットに欠かせない必須構成

商談の議事録を後から見返した際、誰もが同じ理解を得られるようにするためには、情報の構造化が不可欠です。まずは、以下の項目を最低限の構成要素として押さえておきましょう。これらが欠けていると、後日「言った・言わない」のトラブルが発生した際に、事実関係を証明することが難しくなります。
- 基本メタデータ:日時、場所(オンラインURL含む)、参加者(特に役職と決裁権の有無)
- 決定事項:何が合意され、何が「やらないこと」として決まったか
- ネクストアクション:「誰が」「いつまでに」「何をするか」の具体的なタスク
特に重要なのが、「決まらなかったこと(保留事項)」の記載です。多くの人は「決まったこと」だけを書こうとしますが、実は「次回までに検討が必要なこと」こそが、商談を前に進めるためのヒントになります。また、参加者の中にキーマンがいなかった場合、その事実を記しておくことで、次回に誰を呼ぶべきかという戦略を立てやすくなります。
さらに、ネクストアクションは可能な限り細分化して記載してください。単に「資料送付」と書くのではなく、「〇〇機能の詳細比較表を月曜日の午前中までにメールで送付する」といった具合です。このように、曖昧さを排除した具体的な記述を心がけることで、議事録は「死んだ記録」から「チームを動かす指令書」へと変わります。フォーマットを固定することで、書く側も悩む時間を減らせるというメリットがあります。
初心者でも失敗しない議事録の書き方のポイント
議事録作成に慣れていない初心者の方が陥りやすい最大の罠は、「会議のすべてを書き写そうとすること」です。会話を逐一タイピングしようとすると、肝心の「相手の表情」や「言葉のニュアンス」を見落としてしまいます。重要なのは、会話の「5W1H」を意識しながら、結論(結論に至った理由)→詳細という順序でまとめることです。
また、ビジネスにおける鉄則として、「24時間以内に共有する」ことが強く推奨されます。人間の記憶は驚くほど速く薄れていくため、翌日には細かな文脈を忘れてしまうからです。理想は、商談直後の30分以内に骨子を作り、その日のうちにクライアントへも送付すること。これにより、「この担当者は仕事が早い」という信頼感にも繋がります。
主観と客観を明確に分ける
もう一つのポイントは、事実と自分の意見を分けることです。例えば、「予算が足りないと言っていた」は事実ですが、「導入意欲が低いと感じた」はあなたの主観です。議事録の本文には徹底して客観的な事実を記載し、所感や提案については「備考」や「所感」として別枠で設けるのが正しい書き方です。これにより、上司やチームメンバーが冷静に状況を判断できるようになります。
エクセルを活用した無料テンプレート配布の落とし穴

インターネットで「商談 議事録 フォーマット」と検索すると、無料で使いやすいエクセルやワードのテンプレートがたくさん見つかります。これらは一見便利そうに思えますが、実は現代の営業スタイルにおいては、いくつかの重大な欠点を抱えています。まず第一に、ファイルベースの管理では「情報の検索性」が極めて低くなります。
エクセル管理で発生しがちな問題:
- 過去の商談履歴を遡る際、ファイルを開かないと内容が分からない
- スマホからの閲覧・編集が困難で、移動中の隙間時間を活用できない
- 「最新版」のファイルがどれか分からなくなり、先祖返りが発生する
さらに、エクセルへの手入力は、入力者のリテラシーやその時の忙しさに依存します。忙しい日が続くと、フォーマットの一部が空欄のまま放置されたり、内容が極端に薄くなったりと、質のバラつきが生まれます。これでは組織としてデータを活用することはできません。
結局のところ、多くの企業が「きれいなフォーマットを作ること」自体が目的化してしまい、本来のゴールである「顧客の課題を解決し、成約に導くこと」が置き去りになっています。どれだけ美しいテンプレートがあっても、中身が伴わなければ意味がありません。ツールに縛られるのではなく、入力をいかに効率化し、価値あるデータとして残すかに目を向けるべきです。
成約率を高めるBANT情報の具体的な記録方法

商談の質を圧倒的に高め、成約率を向上させるためには、B2B営業のフレームワークである「BANT情報」を議事録の核に据えるべきです。BANTとは、Budget(予算)、Authority(決裁権)、Needs(必要性)、Timeframe(導入時期)の頭文字を取ったものです。これらを意識的にヒアリングし、記録に残すことが営業戦略の要となります。
| 項目 | 記録のポイント |
|---|---|
| Budget (予算) | 単に金額を聞くだけでなく、その予算の出所(今期予算か、来期か)や、金額に対する顧客のトーンも記録。 |
| Authority (決裁権) | 目の前の担当者が決定権を持っているか。背後にいる役員や、社内の稟議フロー(役員会など)を確認して記載。 |
| Needs (必要性) | 顧客が解決したい「真の悩み」は何か。抽象的な表現ではなく、顧客が発した「生の言葉」をそのまま残す。 |
| Timeframe (時期) | いつまでに導入を完了させたいか。「なるべく早く」ではなく、特定のイベントや期日を基準とした納期。 |
特に重要なのが「Needs」の項目です。営業担当者の解釈で「〇〇機能が必要だと言っていた」と書くのではなく、顧客が「今のままだと深夜残業が月30時間を超えていて、現場が疲弊している」と言ったなら、その生々しい言葉を残すべきです。このような一次情報は、社内の上司を説得する際や、効果的な提案書を作成する際の最大のヒントになります。BANT情報が埋まっていない議事録は、まだ「商談が完了していない」と判断しても良いほど、この情報の重要性は高いのです。
営業生産性を阻害するアナログな入力作業の課題

商談議事録の重要性は理解していても、現場の営業担当者がそれを徹底できない最大の理由は、あまりにも多くのリソースが「入力作業」という非生産的な時間に割かれているからです。経済産業省が推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)の文脈でも指摘されている通り、レガシーな事務作業が企業の競争力を削いでいる実態があります。
(出典:経済産業省『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』)
手書きやタイピングによる記録は、どんなにスキルが高くても「聞き逃し」や「書き漏らし」をゼロにすることはできません。また、人間の脳はマルチタスクに向いていないため、メモを取ることに集中しすぎると、顧客の微妙な反応や新しいニーズの芽を見落としてしまうという、営業として致命的な機会損失を招きます。さらに、作成した議事録をSFA(営業支援システム)に転記する作業も、多くの営業担当者の残業時間を押し上げる原因となっています。
今求められているのは、フォーマットに従って人間が必死に書くことではなく、「会話の内容を自動的にデジタルデータとして抽出し、後から活用する」というプロセスの変革です。そこで、私が実際に使用して「これこそが正解だ」と感じたツールが、AIを搭載したボイスレコーダー、PLAUD NOTEです。
PLAUD NOTEで商談の議事録フォーマットを自動化
ここからは、従来の「書く」という概念を根本から覆す、AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」について詳しく解説します。このツールを導入することで、前述した「商談 議事録 フォーマット」という枠組み自体が、よりスマートで価値のあるものへと進化します。
AIボイスレコーダーが実現する議事録の自動作成

PLAUD NOTEは、ただ音声を録音するだけのデバイスではありません。背後に強力なAI(ChatGPT-4oなど)を搭載しており、録音したデータをワンタップでテキスト化し、さらにあらかじめ設定した「要約テンプレート」に基づいて議事録の形に自動生成してくれます。これまでの「録音して、聞き返して、書く」という膨大な時間が、ほぼゼロになります。
デバイス本体は厚さわずか2.9mmのカード型で、MagSafe対応のiPhoneであれば背面にピタッと貼り付けておくことができます。商談が始まったらスイッチをスライドさせるだけ。スマホアプリを立ち上げる必要すらありません。この「手軽さ」が重要で、どんなに便利なアプリでも、起動に手間取ると現場では使われなくなってしまいます。PLAUD NOTEは、ビジネスの現場を知り尽くした設計になっていると感じます。
また、要約機能は「会議」「通話」「インタビュー」など、複数のスタイルから選択可能です。これにより、自分が求める商談の議事録フォーマットに最適な形式で、AIが内容を要約してくれます。AIが文脈を汲み取って構成してくれるため、人間がまとめるよりも客観的で、かつ論理的な文章が仕上がることも珍しくありません。
高精度な文字起こしアプリで商談の全記録を資産化

文字起こしの精度は、ツールの価値を左右する最も重要な要素です。PLAUD NOTEは、世界最高水準の音声認識モデルである「Whisper」を採用しており、日本語特有の曖昧な表現や、専門用語、方言などもかなりの高精度で判別します。実際に騒がしい展示会場や、カフェの片隅での打ち合わせでも使用してみましたが、主要な発言はほぼ完璧にテキスト化されていました。
さらに、AIが「フィラー(えー、あのー、ええと等)」を自動的に検知して削除してくれるため、生成されたテキストは非常に読みやすいものになります。これまでは、1時間の商談を聞き返して書き起こすのに、その2倍から3倍の時間がかかっていましたが、PLAUD NOTEがあればその時間はすべて解放されます。
この「全件テキスト化」の最大のメリットは、商談のすべてが検索可能なデジタル資産に変わることです。例えば、「半年前にあのお客さんは、今のシステムの何に不満だと言っていたっけ?」という時でも、キーワード検索一発で当時の発言を呼び出せます。これは、個人の記憶や断片的なメモに頼っていては絶対に不可能な、データドリブンな営業活動の第一歩となります。まさに、情報の透明性と再利用性を劇的に高めてくれるツールです。
Ask Plaud機能を活用した瞬時の要約と分析

PLAUD NOTEの機能の中で、私が最も衝撃を受けたのが「Ask Plaud」という機能です。これは、録音された内容全体に対して、AIと対話しながら必要な情報を引き出すことができるAIチャット機能です。従来の議事録は「上から下まで読む」ものでしたが、これからは「AIに聞いて必要なところだけ抽出する」というスタイルに変わります。
Ask Plaudへの質問例(プロンプト):
- 「この商談で顧客が抱えていた最も深刻な課題を、3つのポイントで簡潔にまとめてください」
- 「価格設定について、顧客が示した反応をポジティブ・ネガティブ・中立の視点で分析してください」
- 「他社の製品と比較して、当社のどの部分に興味を持っていましたか?」
- 「この会話の内容を元に、次回の提案時に刺さりそうなキャッチコピーを5つ考えてください」
このように、単なる要約を超えた「分析」や「アイデア出し」までAIがサポートしてくれます。例えば、マネージャーが部下の商談内容をすべてチェックするのは物理的に不可能ですが、Ask Plaudを使って「この商談のリスク要因を教えて」と聞けば、短時間で的確なコーチングを行うことが可能になります。これは、営業組織全体のボトムアップに大きく貢献する、まさにConversation Intelligence(会話の知能化)の体現と言えるでしょう。
対面商談や電話通話を漏れなくデータ化する仕組み
多くの文字起こしアプリやAIツールは、ZoomやMicrosoft Teamsといったオンライン会議に特化しています。しかし、実際のB2B営業では、対面での打ち合わせや、外出先での「急な電話」も非常に重要な役割を果たします。PLAUD NOTEが他と一線を画すのは、ハードウェアとしてこの両方のシーンを完璧にカバーしている点です。
本体には独自の「デュアル録音システム」が搭載されています。物理的なスイッチで切り替えることで、会議室の空気を介した音声を拾う「通常録音」と、スマートフォンの内部振動を直接キャッチして通話相手の声までクリアに記録する「通話録音」の両方が可能です。特に通話録音は、通常のアプリではOSの制限で難しいことが多いのですが、PLAUD NOTEはハードウェア側で解決しているため、非常に安定しています。
これにより、移動中のタクシーの中で受けた顧客からの重要な要望や、急ぎのスケジュール調整なども、漏らさずデータ化して議事録に反映させることができます。「記録の抜け漏れ」という営業最大の不安を解消してくれるこの仕組みは、一度使うと手放せなくなる安心感を与えてくれます。あらゆる商談チャネルを統合して管理できる唯一無二のデバイスと言えるでしょう。
チーム全体の情報共有を加速させる運用フロー

PLAUD NOTEで作成された議事録データは、専用のクラウドを通じてチームメンバーに即座に共有可能です。URL一つで要約内容とテキスト、さらには音声データまで送ることができるため、関係者への共有スピードが圧倒的に早まります。これをSlackやChatworkなどの社内SNS、あるいはSalesforceやHubSpotといったCRMに直接連携させることで、組織全体の情報共有の鮮度が格段に上がります。
また、PLAUD NOTEには「テンプレートコミュニティ」という機能があり、世界中のユーザーが作成した「最強のプロンプト(指示書)」を利用することができます。例えば「不動産業界向けヒアリングシート」や「医療従事者向けヒアリングまとめ」など、自分の業界に特化したフォーマットをAIに学習させることが可能です。
個人のスキルに依存しがちだった議事録作成を、AIという共通の仕組みで標準化することで、新入社員でもベテランと同じクオリティの報告書を、商談直後に提出できるようになります。これは組織全体の「Sales Enablement(営業の戦力化)」において、非常に強力な推進力となるはずです。情報の格差をなくし、全員が顧客の「今」の声を元に議論できる環境こそが、成長し続けるチームの条件です。
PLAUD NOTEで商談の議事録フォーマットを革新
さて、ここまで見てきたように、これからのビジネスシーンにおいて「商談の議事録をフォーマットに合わせて手書きする」という行為は、急速に過去のものになろうとしています。Excelのテンプレートを探したり、Wordで必死に体裁を整えたりする時間は、本来もっとクリエイティブな仕事に充てられるべき時間です。PLAUD NOTEというAIデバイスは、その「奪われた時間」を私たちに返してくれるツールです。
商談の議事録フォーマットをどうするかという悩みは、もはや「どんなテンプレートを使うか」ではなく、「どのAIツールを使って、いかに効率的に正確なデータを残すか」という問いにアップデートされています。記録はAIという正確な機械に任せ、人間は対話の中で相手の想いを汲み取り、より深い提案を考えることに集中する。これこそが、AI時代の正しい働き方であり、成功する営業担当者の姿ではないでしょうか。
最新のテクノロジーを導入することは、最初は勇気がいるかもしれません。しかし、その先には「事務作業から解放され、顧客と向き合う喜び」が待っています。ぜひ、PLAUD NOTEを手にして、あなたの営業スタイルに革命を起こしてみてください。その一歩が、大きな成果へと繋がるはずです。

※数値データや機能に関する記述は一般的な目安であり、ソフトウェアのアップデート等により変更される場合があります。正確な最新情報は公式サイトをご確認ください。導入や運用に関する最終的な判断は、各組織のセキュリティポリシー等に基づき、専門家にご相談の上で行ってください。