こんにちは。デジサブガイドのサブロイドです。
スマートフォンを使って外出先でパソコンやタブレットをインターネットに繋ぐとき、auのテザリングが無制限に使えるのか気になっているあなた。
実はこれ、多くの方が抱える疑問なんです。
公式サイトを見るとデータ使い放題という文字が目に飛び込んできますが、テザリングも同じように無制限なのか、それとも何ギガまでという明確な上限が存在するのか、少しわかりにくいですよね。
さらに、利用するにあたって追加の料金がかかるのか、いざ使おうとしたらテザリングできない場合の設定はどうすればいいのか、といった不安の声もよく耳にします。
また、ドコモやソフトバンクや楽天モバイルといった他社のプランと比較して、どこが一番自分に合っているのか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、私が様々な情報を整理し、あなたが抱えるauのテザリングに関する疑問をスッキリ解決できるよう、わかりやすくまとめました。
この記事では、以下のポイントについて詳しく解説していきますね。
この記事のポイント
- auのテザリングに無制限プランはあるのかという結論
- 料金プランごとに何ギガまでテザリングできるかの詳細
- 上限を超えた場合の速度制限や料金に関するルール
- ドコモやソフトバンクや楽天モバイルなど他社との比較
auのテザリングは無制限か?実態と注意点
まずは、最も気になる「auのテザリングは無制限なのかどうか」という根本的な疑問から紐解いていきましょう。
スマートフォン本体のデータ通信と、テザリングで利用するデータ通信の違いを知ることが、ご自身のプランを賢く使うための第一歩になります。
ここでは、各料金プランにおける具体的なデータ上限や、万が一上限を超えてしまった場合の速度制限、さらには申し込みの仕組みまで、知っておくべき実態と注意点をじっくり解説していきますね。
テザリングそのものの仕組みや、iPhone・Androidでの接続手順から確認したい方は、iPhoneやAndroidのテザリングのやり方を解説した記事もあわせて参考にしてください。
スマホ本体は使い放題だが上限の注意点
auの現行プラン、特に「auバリューリンクプラン」や「使い放題MAX+ 5G/4G」といった名称を聞くと、多くの方は「インターネットが完全に使い放題なんだ!」と想像するかもしれません。
確かに、auの公式サイトなどを見ると、スマートフォン本体で行うデータ通信に関しては「データ容量使い放題」と力強くアピールされています。
ですが、ここに大きな落とし穴が潜んでいるんですよ。
結論から言ってしまうと、auのスマートフォン本体での通信は基本的に使い放題の扱いですが、テザリング通信については無制限ではありません。

テザリングやデータシェアを利用して他の機器(パソコンやタブレット、ゲーム機など)をネットに繋ぐ場合、プランごとに「月にここまでは使っていいよ」という明確なデータ容量の上限が設定されているんです。
この点を勘違いしたまま、出張先のホテルでパソコンをテザリングに繋ぎっぱなしにして動画を何時間も流していたりすると、あっという間に上限に達してしまい、後日「あれ?なんか通信がすごく遅いぞ?」と慌てることになりかねません。
ここがポイント!
au公式の方針として、「スマホ本体は大容量・使い放題」としつつも、「テザリングは無制限ではなく、上限がある」という切り分けがなされています。
なぜこんなややこしい仕組みになっているのかというと、テザリングはパソコンなどの大きな画面で高画質な動画を見たり、大容量のOSアップデートを行ったりするため、スマートフォン本体で通信するよりも遥かに膨大なデータ通信量が発生しやすいからです。
もし全員がテザリングを無制限に使いまくってしまったら、通信回線がパンクしてしまい、普通にスマホを使っている他のユーザーに迷惑がかかってしまいますからね。
そうした全体的なネットワークの安定性を守るために、テザリングには一定の枠が設けられているというわけです。
ですから、「私のプランは使い放題だから、テザリングもどれだけ使っても大丈夫!」と思い込まずに、自分の契約しているプランのテザリング上限が一体どれくらいなのかを、あらかじめしっかり把握しておくことが大切かなと思います。
プラン別に何ギガまで使えるか上限を解説
それでは、具体的に「自分のプランだと何ギガまでテザリングできるのか?」という部分を見ていきましょう。
auには様々なプランがありますが、ここでは代表的な現行の大容量プランを中心に整理してみました。
※なお、以下に記載するプラン内容や上限ギガ数は、2026年7月時点の調査情報に基づく一般的な目安です。今後の改定で変更される可能性があるため、正確な情報は必ずau公式サイトをご確認くださいね。詳しい対象プランや容量上限については、(出典:au「テザリングオプション」)で確認できます。
| プラン群の名称 | テザリングの上限 | 上限超過後の速度 | テザリング追加料金 |
|---|---|---|---|
| auバリューリンクプラン | 60GB / 月 | 最大128kbps | 無料(申込要) |
| auバリューリンク(セット系) ※Netflix、Amazon、DAZN等 |
80GB / 月 | 最大128kbps | 無料(申込要) |
| auバリューリンク ALL STAR系 | 100GB / 月 | 最大128kbps | 無料(申込要) |
| 使い放題MAX+ 5G / 4G | 60GB / 月 | 最大128kbps | 無料対象(申込要) |
表を見ると一目瞭然ですが、auの使い放題系プランのテザリング上限は、大きく分けて「60GB」「80GB」「100GB」の3つの段階になっています。

スタンダードなプランは60GB
基本となる「auバリューリンクプラン」や、既存の「使い放題MAX+ 5G / 4G」を利用している場合、テザリングの上限は月に60GBです。
60GBあれば、外出先でのちょっとしたメールのやり取りや、Webサイトの閲覧、たまにオンライン会議をする程度であれば、1ヶ月間十分にもつ容量と言えます。
動画配信サービスとセットのプランは80GB
NetflixやAmazonプライム、DAZNなどがセットになったパッケージ系のプラン(バリューリンクのセット系)を契約している方は、テザリング上限が少し増えて80GBになります。
エンタメを楽しむ層向けということで、少し余裕を持たせているのかもしれませんね。
最上位のALL STAR系は100GB
さらに盛りだくさんのサービスがついた「ALL STAR系」のプランになると、上限は100GBまで引き上げられます。
100GBもあれば、出張が多いビジネスパーソンや、カフェで頻繁に重いデータをやり取りするノマドワーカーの方でも、かなり安心して使えるボリュームかなと思います。
補足情報:上限の確認方法
自分が今月どれくらいテザリングのデータ容量を使っているかは、「My au」のアプリやWebサイトから確認できます。前日までのデータ利用量が毎日午前9時頃に反映される仕組みなので、こまめにチェックする癖をつけておくと安心ですよ。
上限超過後の速度制限に関するルール
「もし、うっかりテザリングの上限ギガ数を超えちゃったらどうなるの?」と不安に思う方もいるでしょう。
上限を超過した場合、自動的に追加料金が請求されるような怖いことはありませんが、厳しい速度制限が待ち受けています。
テザリングのデータ通信量(データシェアを利用している場合はその合算)が、先ほど解説した60GBや80GB、100GBといった月間上限に達すると、テザリング通信時の速度が「送受信最大128kbps」に制限されます。
「128kbpsってどれくらい遅いの?」と疑問に思うかもしれませんね。
率直に言って、現代のインターネット環境においてはかなり遅いです。
- LINEなどでの短いテキストメッセージの送受信:なんとか可能
- Webサイトの閲覧:画像が多いページはなかなか読み込まれずイライラするレベル
- YouTubeなどの動画視聴:画質を最低にしても頻繁に止まり、実質不可能
- 画像のアップロードやダウンロード:非常に時間がかかる、またはタイムアウトする
このように、上限を超えてしまうと、パソコンを開いてバリバリ仕事をするのは非常に困難になります。

この速度制限は、翌月の1日になると順次解除されて元の速度に戻りますが、月末近くに制限がかかってしまうと、数日間はテザリングなしでしのぐ必要が出てきますので注意が必要です。
注意点:本体の速度はどうなる?
ここでよくある誤解が、「テザリングの上限を超えたら、スマホ本体の通信も128kbpsに制限されちゃうの?」という点です。
結論から言うと、テザリング上限超過時の「最大128kbps」という制限は、あくまでテザリングやデータシェアを利用した通信に対してのみかかります。スマホ本体の画面でブラウザを見たり、アプリを使ったりする通信速度が直ちに128kbpsに落ちるわけではありません。ここは安心してくださいね。
スマホ本体の通信量にも制限の可能性
前項で「テザリングの上限を超えても、スマホ本体の通信は直ちに128kbpsにはならない」とお伝えしました。
しかし、だからといって「スマホ本体なら本当に無制限で、1TBでも2TBでも使っていいんだ!」と油断するのは危険です。
実は、auの使い放題系プランには、テザリングの制限とは別に、スマホ本体の通信にも独自の制限ルールが存在するんです。
月間200GBを超えると最大5Mbpsに制限
auの現行の公式情報によると、使い放題系のプランであっても、スマホ本体での通信を含めた当該プランの月間データ利用量の合計が200GBを超えた場合、通信速度が送受信最大5Mbpsに制限されるという条件が設けられています。
「最大5Mbps」というのは、先ほどの128kbpsと比べれば随分マシな速度です。
一般的なWebブラウジングやSNSの閲覧、標準画質程度の動画視聴であれば、それほどストレスなくこなせるレベルの速度と言えます。
しかし、高画質(4Kなど)の動画をスムーズに見たり、大容量のゲームアプリをサクサクとダウンロードしたりするには物足りない速度です。
つまり、auの速度制限は「二層構造」になっていると考えるとわかりやすいですよ。
- 第1層:テザリング側の制限
テザリング通信が指定の容量(60GBなど)を超えると、テザリングだけが「最大128kbps」に落ちる。 - 第2層:全体通信量の制限
スマホ本体での通信を含めた全体の利用量が200GBを超えると、全体が「最大5Mbps」に落ちる。

混雑時や大量通信時の制限も
さらに、これらに加えて「混雑時や大量通信時の制御」というルールも存在します。
一定期間内に大量のデータ通信を行ったり、ネットワークが著しく混雑したりしている時間帯には、公平なサービス提供のために一時的に通信速度が制限される可能性があります。
これに関する具体的な数値(何GB使ったら制限されるか等)は明確に公開されていませんが、「常識の範囲を大きく超えるような使い方をすると、制限がかかるかもしれない」と頭の片隅に置いておくのが無難ですね。
テザリングの利用料金と申し込みの要否
さて、実際に「よし、auでテザリングを使おう!」と思ったとき、追加でお金がかかるのか、そして何か特別な手続きは必要なのか。このあたり、意外と落とし穴があるポイントなんですよね。
いざ外でパソコンを開いたときに「あれ、使えない?」と焦らないために、料金と申し込みのルールをしっかり押さえておきましょう。
現行プランの多くは「無料」だが例外も
まず料金についてですが、現在auが提供している主要な使い放題系プラン(auバリューリンクプランや、使い放題MAX+など)においては、テザリングオプションの月額利用料は原則として「無料」となっています。
スマホのデータ容量を使って別の端末をネットに繋ぐだけなので、追加料金なしで利用できるのはユーザーとして非常にありがたいですよね。私も外出先でよくパソコンを開くので、無料で使えるというのは大きな安心材料です。
ただし、ここで注意していただきたいのが「旧プラン」をそのまま使い続けているケースです。
ひと昔前の「データ定額プラン」や、一部の古い料金プランを継続している場合、テザリングオプションが有料(月額550円など)に設定されていることがあるんです。
「知らずに毎月550円払っていた!」を防ぐには
無料だと思い込んで使っていたら、実はオプション料金が発生していた…なんてことにならないよう、ご自身の契約プランがテザリング無料の対象かどうか、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。「My au」アプリの契約内容確認画面から、現在加入中の料金プランとオプション状況がすぐにチェックできますよ。
無料でも「事前申し込み」が原則必要って知ってました?
そして、もうひとつ多くの方がつまづきやすいのが、手続きの要否です。
「無料のオプションなんだから、スマホの設定画面でテザリングのスイッチをピッとオンにすればすぐ使えるんでしょ?」と思っていると、かなり痛い目を見ることになります。
実はauの場合、無料対象のプランであっても、テザリングを利用するためには原則として「事前の申し込み」が必要なんです。システム上でオプションサービスとして回線に紐付ける処理が必要になるためですね。
申し込み自体はとても簡単で、以下の3つの窓口から手続きが可能です。
- Webサイト・アプリの「My au」: 24時間受付。スマホからポチポチッと一番手軽にできるので断然おすすめ!
- auショップ店頭: スタッフさんに直接お願いできるので確実ですが、来店予約や待ち時間が発生することがあります。
- auのお客さまセンター(電話): オペレーターさんが対応してくれますが、営業時間が決まっていて混み合うこともあります。
個人的には、自分のタイミングですぐに完結する「My au」からの申し込みが一択かなと思います。
My auでの申し込みは「時間帯」に要注意!
手軽なMy auからの申し込みですが、実は落とし穴がひとつあります。申し込んだら1秒後からすぐ使えるようになるわけではないんです。
申し込みから設定が反映されるまでの時間
auのサポート情報によると、申し込みを行う時間帯によって、利用開始できるタイミングが異なります。
-
- 20時までに申し込んだ場合:申し込み後、5~10分程度待ってからiPhoneまたはiPadを再起動します。
- 20時以降に申し込んだ場合:翌朝9時以降にiPhoneまたはiPadを再起動します。

「出張先のホテルに着いた夜22時に、パソコンで急ぎの仕事をしたいからテザリングを申し込もう!」と思っても、翌朝まで使えない可能性があるんです。これ、結構クリティカルですよね。
ですので、旅行や出張、あるいは外でパソコン作業をする予定がある場合は、前日など余裕を持って、日中のうちに手続きを済ませておくのが賢明ですよ。
ちょっとした豆知識:機種変更時のオプション引き継ぎ
一度テザリングオプションに申し込んでおけば、基本的に同じプランのまま機種変更をしてもオプションはそのまま引き継がれます。ただ、スマホの買い替えと同時に新しい料金プランへ変更を行った場合は、念のためオプションが外れていないか、あるいは新プランで再度申し込みが必要になっていないか確認しておくと安心です。
テザリングができない時の原因と対処法
「My auで申し込みもしたのに、なぜかテザリングができない!」
そんなトラブルに見舞われたときのために、よくある原因と対処法をいくつかご紹介しておきますね。
1. iPhoneやiPadの「再起動」を忘れている
これ、めちゃくちゃ多いあるあるです。
テザリングオプションを申し込んだ後、特にiPhoneやiPadを使っている場合は、一度端末の電源を切って再起動しないと、設定が反映されないことがよくあります。
「設定画面にインターネット共有(テザリング)の項目が出てこない」と悩んだら、まずは落ち着いてスマホを再起動してみてください。嘘のようにすんなり項目が現れることが多いですよ。
2. テザリングの上限を超えてしまっている
先ほど解説した通り、テザリングには60GBなどの上限があります。
「繋がってはいるみたいだけど、画面が真っ白のままで全く進まない」という場合は、上限を超過して128kbpsの速度制限にかかっている可能性が高いです。
My auアプリを開いて、当月のデータ利用状況をチェックしてみましょう。
3. 接続する側の端末(PCやゲーム機)の不具合
スマホ側には問題がなく、繋ごうとしているパソコンやNintendo Switchなどのゲーム機側に問題があるケースも考えられます。
パスワード(暗号化キー)を打ち間違えていないか確認したり、接続する機器側でも一度Wi-Fiをオフにして再度オンにしたり、再起動を試してみてください。
それでも解決しない場合は、auの公式サポートページでトラブルシューティングを確認するか、お客さまセンターに問い合わせてみることをおすすめします。最終的な解決は専門家のサポートを受けるのが確実ですからね。
auと他社比較!テザリング無制限の選び方
ここまではauのテザリングの実態について詳しく見てきました。
「auは本体は使い放題でもテザリングには上限がある」ということがお分かりいただけたかと思います。
では、ドコモやソフトバンク、楽天モバイルといった他の通信会社はどうなっているのでしょうか?
「どうしてもテザリングを上限なしでフル活用したい!」というあなたのために、主要な他社の大容量プランとの比較を通して、テザリング無制限を求める際の選び方を解説していきます。
ドコモはテザリング専用の月間上限なし
「auのテザリングに上限があるのは分かったけど、じゃあ他のキャリアはどうなの?」「やっぱりテザリングも完全に無制限で使いたい!」という方に真っ先に候補として挙がってくるのが、NTTドコモです。
私自身も、外出先での作業が多いので「他社はどうなっているんだろう?」と気になって調べてみたんですが、ドコモの打ち出し方はauとはかなり違っていて面白いんですよね。
ドコモの現行の代表的な大容量プランである「ドコモ MAX」などでは、スマートフォンのデータ通信が使い放題なのはもちろんのこと、公式に「テザリングも無制限で使える」と明記されているのが最大の強みであり特徴です。詳しい対象プランや利用条件については、(出典:NTTドコモ「テザリング」)で確認できます。
auのように「スマートフォン本体は使い放題だけど、テザリングやデータシェアには60GB(またはプランに応じた上限)の壁がある」といった切り分けが、ドコモのメインプランには基本的にありません。
そのため、外出先のカフェやホテルでノートパソコンを長時間テザリングに繋ぎっぱなしにして高画質な動画を見たり、重たい仕事用のデータを大量にやり取りしたりしても、月間のテザリング容量をハラハラしながら気にする必要がほとんどないんです。
しかも、auのように事前のオプション申し込みを行う必要もなく、利用料金ももちろん無料となっています。
ドコモを選ぶ最大のメリットと安心感
「テザリング専用の月間容量上限なし」と公式に自信を持って宣言しているその姿勢と安心感は、やっぱり絶大です。
「自宅にわざわざ光回線やホームルーターを引くのはもったいないから、スマホのテザリング機能だけで自宅のパソコンやゲーム機のネット環境もすべて賄いたい!」と考えているようなヘビーユーザーの方や、固定費を一本化したい方にとっては、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
ただし、ここで「完全無制限なんだから、通常利用では月間上限を気にせず使える!」と油断してしまうのは少し早計です。
どれほど「無制限」を謳うプランであっても、携帯電話会社のインフラである以上、いくつかの注意点や例外ルールは必ず存在します。
ドコモを利用する際に気をつけておきたいポイント
- ネットワーク混雑時の制御: ドコモであっても「ネットワーク混雑時や大量通信時などには通信制限がかかる場合がある」という一般的な但し書きは必ず設定されています。
- ペア回線(データプラスなど)の罠: メインのスマホ回線に加えて、「データプラス」などのペア回線を利用してタブレットや別端末で通信を行う場合、こちらはテザリングとは異なり別途30GBの上限が設けられています(上限超過後は最大1Mbpsに制限)。
こうした細かい条件の違いを知っておくことで、「思っていたのと違った!」という後悔を防ぐことができます。
もしご自身の利用スタイルが「スマホのテザリングだけですべての通信を完結させたい」というタイプであれば、auよりもドコモのほうがストレスなく運用できる可能性が高いかなと思います。
※なお、通信会社の料金プランや適用条件、キャンペーン内容は時期によって変更されることがあります。正確で最新の契約条件については、必ず事前にドコモの公式サイトをご確認くださいね。最終的なプラン選びの判断は、ご自身のライフスタイルに合わせて慎重に行ってください。
ドコモMAXの料金や割引条件、ahamoとの違いまで詳しく比較したい方は、ドコモMAXの評判やデメリットを解説した記事も参考にしてください。
テザリング容量を気にせず使いたい方へ
外出先でパソコンやタブレットを頻繁に使う方は、テザリング専用の月間容量上限がないドコモMAXも候補になります。
料金は割引の適用状況によって変わるため、まずは公式サイトで、ご自身が利用できる割引や契約条件を確認してみてください。
※料金、割引、通信条件は変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
楽天モバイルは制限なしで安い場合あり
「テザリングの上限は気にせずに使いたいけど、毎月のスマホ代はできるだけ安く抑えたい!」
そんなコストパフォーマンスを最優先に考えている方にとって、楽天モバイルは非常に強力な対抗馬になってきます。
私も様々な通信サービスを実際に使い倒してきましたが、楽天モバイルの料金体系とテザリングの扱いは、他社と比べてもかなり尖っていて面白いんですよね。
どれだけ使っても料金に上限がある安心感
楽天モバイルの主力プランである「Rakuten最強プラン」は、毎月のデータ利用量に応じて料金が段階的に上がっていく仕組みを採用しています。
20GBを超えた後はどれだけギガを消費しても、通常料金は月額3,278円(税込)で上限となります。さらに「最強家族割」が適用される場合は、月額3,168円(税込)です。
auの大容量プランと比べても基本料金が圧倒的に安いため、毎月の固定費をガツンと削りつつ、ネット環境も妥協したくないという方にはたまらない設定かなと思います。
※混雑時など、公平なサービス提供のため通信速度が制御される場合があります。
テザリング専用の上限がなく「制限なし」
そして肝心のテザリングの扱いについて。
楽天モバイルの公式FAQなどをチェックしてみると、「テザリングに制限はありません」とハッキリ案内されているのが確認できます。
auのように「スマホ本体の通信と、テザリングの通信は別枠で管理しますよ」「テザリングだけは60GBまでですよ」といった複雑な切り分けが一切ありません。
つまり、スマホ本体での通信量とテザリングでの通信量を合算して、実質的に使い放題のような感覚で気兼ねなく利用することができるわけです。もちろん、テザリングを利用するための事前申し込みも不要で、追加料金もかかりません。
楽天モバイルの魅力
パソコンやタブレットを繋いでバリバリ仕事をしたり、動画を見まくったりしても、料金は上限でストップ。しかもテザリングの容量制限がないため、メインスマホとしてだけでなく、サブ回線やモバイルルーター代わりに契約してフル活用する人も少なくありません。
楽天モバイルを自宅の固定回線やモバイルルーターの代わりとして使いたい方は、設定方法や対応端末をまとめた楽天モバイルをホームルーター化する方法の解説記事も参考になります。
ただし「電波の繋がりやすさ」には要注意
ここまで聞くと「じゃあ安くて無制限の楽天モバイル一択じゃないか!」と思うかもしれませんが、少し冷静に検討すべきポイントがあります。
それは、通信エリアや実際の電波の繋がりやすさです。
楽天モバイルも基地局の整備がかなり進んできましたが、利用する地域や生活圏、あるいは「建物の奥まった場所」「地下鉄」「高層階」などでは、auといった先行キャリアと比べて、電波が少し弱くなってしまうケースがまだ見受けられます。
テザリングでパソコンを繋いで大事なオンライン会議をしている最中に、電波が途切れてしまったら困りますよね。
楽天モバイルを選ぶ際のチェックポイント
- 生活圏の電波状況: ご自身の自宅や職場、よく行くカフェなどでしっかり電波が入るかどうか。これが快適に使えるかどうかの最大のカギになります。
- 速度制御の可能性: 「制限なし」とは言っても、他社と同様に「公平なサービス提供のため、混雑時などに速度制御を行う場合がある」というルールは存在します。
安さと無制限のインパクトは間違いなくトップクラスです。
もしご自身の行動範囲で楽天モバイルの電波が快適に入る環境であれば、auからの乗り換え候補として大本命になるかもしれませんね。
※料金プランやキャンペーン内容、通信エリアの状況は頻繁にアップデートされます。最新かつ正確な情報は、最終的なご判断の前に必ず楽天モバイルの公式サイトでチェックするようにしてくださいね。
料金を抑えながらテザリングを使いたい方へ
楽天モバイルは、テザリングの追加申し込みや追加料金が不要で、データ利用量が多い月も料金に上限があります。
ただし、快適さは利用する地域の電波状況にも左右されます。乗り換えを決める前に、料金とあわせて自宅や職場の対応エリアを確認しておくと安心です。
※通信速度は利用場所や混雑状況によって異なります。最新の料金やキャンペーン条件は公式サイトをご確認ください。
ソフトバンクの定額プランとの比較
さて、大手キャリアを比較する上で外せないのが、もう一角を担うソフトバンクです。最後にこちらの状況もしっかりチェックしておきましょう。
ソフトバンクの現行の主力となっている大容量プラン(「テイガク無制限」など)も、ドコモやauと同じように、スマートフォン本体のデータ通信に関しては「ギガどれだけ使っても定額」という形で使い放題を大々的にアピールしています。
気になるテザリングオプションの扱いですが、こちらも基本的には無料の対象となっていて、追加の手数料などを気にせず使えるのは嬉しいポイントですね。
ただ、私が色々と情報を調べていて「auと少し違うな」と感じたのは、テザリング単独の明確な月間データ容量の上限(auで言うところの60GBのような壁)が、公式サイト上でパッと見て特定しにくいという点なんです。
「えっ、じゃあソフトバンクならテザリングも完全に無制限で使い放題なの!?」と期待してしまいますよね。
ですが、決して全く制限がないわけではありません。ソフトバンクには、auの「テザリング専用枠」とは少し違った、独自の制限ルールが設けられているんです。
注意点:ソフトバンク独自の「全体利用量」による制限
ソフトバンクの場合、テザリングの利用量だけを切り取って厳しく制限するのではなく、データ通信全体の使いすぎに対してブレーキをかけるような仕組みになっています。
- 直近30日間でデータ通信量がトータル300GBを超えた場合: 通信速度が「最大4.5Mbps」に制限されることがあります。
- データシェアを利用する場合: 300GBまでといった上限が設定されているケースがあります。
つまり、ソフトバンクは「テザリング単体での厳しい容量制限は目立たないものの、全体としての利用量制限(300GBなど)が実質的に設定されている」というスタンスなんですね。
でも、ここが評価の分かれる面白いところなんですよ。
auのテザリング上限を超えたときの制限は「最大128kbps」という、現代のネット環境ではほぼ何もできないレベルの遅さでした。一方、ソフトバンクの最大4.5Mbpsであれば、Webサイトの閲覧や低~標準画質の動画視聴は可能な場合があります。ただし、複数人でのビデオ会議や大容量ファイルの送受信では、遅延を感じる可能性があります。
しかも「300GB」というかなりの大容量枠が用意されていることを考えると、「毎月テザリングをガッツリ使いたい」というヘビーユーザーにとっては、auの60GB上限よりもソフトバンクのほうが精神的な余裕を持てるかもしれません。
ここまで見てきた主要4社の特徴を、改めて一覧表で整理しておきましょう。
| 事業者 | テザリングの扱い | 主な制限の条件 |
|---|---|---|
| au | 上限あり(60〜100GB) | テザリング上限超過で128kbps。スマホ全体200GB超で5Mbps。 |
| ドコモ | 無制限を公式に明記 | ネットワーク混雑時や大量通信時など一時的な制限の可能性あり。 |
| ソフトバンク | テザリング専用の月間上限なし | スマホ・テザリングなどの直近30日間の利用量が300GBを超えると、最大4.5Mbpsに速度制御される場合あり。 |
| 楽天モバイル | 制限なしと案内 | 混雑時など公平なサービス提供のための速度制御の可能性あり。 |

こうして並べて比較してみると、一口に「スマホがデータ使い放題」と言っても、各社でテザリングの扱いや制限ルールが全然違うことがよくわかりますよね。
もし今、あなたがauを使っていて「毎月60GBのテザリング上限じゃ全然足りない!」とストレスを感じているのであれば、公式に無制限を謳っているドコモや、コストパフォーマンス抜群の楽天モバイル、あるいは制限時の速度が比較的緩やかなソフトバンクなどへの乗り換えを検討してみるのも、賢い選択かなと思います。
いきなりメイン回線を乗り換えることに不安がある場合は、au回線を残しながら別の回線を追加する方法もあります。具体的な組み合わせや運用方法は、デュアルSIMの組み合わせと選び方を解説した記事で詳しく紹介しています。
最後のアドバイス
本記事で紹介したソフトバンクの制限内容や各社の条件は、契約する時期や選択するプランによって詳細が異なる場合があります。
最終的なプラン選びや乗り換えの判断は、必ず各キャリアの公式サイトで最新の契約条件や重要事項説明を隅々まで確認し、ご自身のライフスタイルと照らし合わせた上で慎重に行ってくださいね。
auを解約せずに通信量だけ増やしたい場合
スマホの電話番号や家族割を維持したい方は、auから乗り換えるよりも、WiMAXやホームルーターを追加するほうが変更の負担を抑えられます。
- 外出先でも使うならモバイルルーター型
- 自宅中心ならホームルーター型
- 安定性を最優先するなら光回線
auのテザリング無制限に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「au テザリング 無制限」というキーワードで検索される方が抱える疑問について、様々な角度から深掘りして解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントをおさらいしておきましょう。

- auのテザリングは無制限ではない。 スマホ本体の通信は使い放題系だが、テザリングにはプランごとに明確な上限がある。
- テザリングの上限は、代表的なプランで「60GB」「80GB」「100GB」のいずれかに設定されていることが多い。
- テザリングの上限を超えると、最大128kbpsという厳しい速度制限がかかる(スマホ本体の速度とは別の制限)。
- テザリングの利用料は現行プランなら無料が多いが、事前の申し込みが原則必要。
- 「どうしてもテザリングを完全無制限で使いたい」なら、それを公式に明記しているドコモや、制限なしと案内している楽天モバイルへの乗り換えも選択肢となる。
auは通信品質が高く、各種エンタメサービスとのセットプランも魅力的です。
月に60GBや100GBもあれば、一般的な使い方であれば十分すぎる容量だと言えるでしょう。
大切なのは、「使い放題だと思い込んで無自覚に使いすぎないこと」と、「自分のプランの上限をしっかり把握しておくこと」です。
この記事が、あなたの快適なデジタルライフ、そしてインターネット環境選びの一助になれば嬉しいです!
※本記事で紹介した料金、ギガ数、各種条件などは執筆時点の一般的な目安です。通信各社のプランは頻繁に改定されるため、プラン変更や乗り換えを検討する際は、必ずauや各通信事業者の公式サイトで最新の正確な情報をご確認くださいね。最終的なご判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
それでは、また次回のデジサブガイドでお会いしましょう。サブロイドでした!